今更聞けない!フロイドローズの弦を交換する方法
2018年05月18日
多摩地区で中古の楽器を探すなら、楽器奏庫にお任せください。
こんにちは!
スタッフのカドイです。
突然ですが、フロイドローズの弦交換、しっかりやってますか?
ガチッと弦を固定することでチューニングを極限まで狂いにくくしたフロイドローズなどのロック式トレモロ。
他のブリッジと比べると弦交換がスムーズにはいきません。
弦の寿命が来ても交換しない!というのはナシですよ!
定期的に弦交換するのはほかのギターと同様です!
ですので今ここで、フロイドローズの弦交換をおさらいしていきましょう!
なるべく初めての方にも分かりやすいよう詳しく書いていきます!
- 用意するもの
- フロイドローズ弦交換の手順①:クロスをボディとブリッジの間に挟む
- フロイドローズ弦交換の手順②:ナットキャップを外す
- フロイドローズ弦交換の手順③:弦を切る
- フロイドローズ弦交換の手順④:新しい弦の端をニッパーで切る
- フロイドローズ弦交換の手順⑤:ブリッジに固定する
- まとめ
用意するもの
- クロス
- 六角レンチ
- 弦用ニッパー
フロイドローズ弦交換の手順①:クロスをボディとブリッジの間に挟む
まず、クロスは弦を外す前にボディとブリッジの間に挟みます。
挟まないまま弦を外してしまうとブリッジが沈んでしまい、弦の取り外しなどかなり面倒になるので、忘れずに!
フロイドローズ弦交換の手順②:ナットキャップを外す
挟みましたら次はナットキャップを外しましょう!
パーツは、元の場所に同じ方向で付け直す方が新しい弦が馴染んでくれるので、なるべく同じようにつけてみてくださいね!
持っているなら、マスキングテープで印をつけておくと確実ですね。
フロイドローズ弦交換の手順③:弦を切る
ペグを回して弦を緩めたらニッパーで弦を切ります。
テンションバーは取り外しをスムーズにする場合は取ってしまいましょう。
後で付け直せば問題なし!
外さないまま弦交換は可能ですが、張る時にくぐらせるのを忘れずに・・・!
ブリッジ側に残った弦はボディエンド側に飛び出ている部分を緩めて取り除きましょう。
フロイドローズ弦交換の手順④:新しい弦の端をニッパーで切る
弦を張る前に・・・弦の端、丸くなっている部分は弦を挟み込むのに不要な部分なのでニッパーで切りましょう!
1,2,3弦(プレーン弦)はネジってある部分を残らないように、4,5,6弦(ワウンド弦)は折り返し部分を残して切ります。
ワウンド弦は太さを作るためにプレーン弦に細い金属の線を巻き付けている構造です。
プレーン弦と同じ切り方は、まれに巻き付いている線がほどけて弦がダメになってしまうので気を付けてください。
これで下準備完了ですので、弦を張っていきましょう。
フロイドローズ弦交換の手順⑤:ブリッジに固定する
そして、ブリッジに固定します。
固定するのですが、ここで一つ注意が・・・。
弦を固定している黒い四角、インサートブロックの閉めすぎには十分ご注意ください。
限界まで閉めようとするとインサートブロックが割れます。
この小さい四角、個別で買うと高いんですよね…。
不要な出費とならないように、状態を見ながら閉めてくださいね。
最後に
入り組んだ手順ですが慣れてくればよりスムーズに出来ると思います!
是非この機会にしまっていたフロイドローズの弦交換していきましょう!
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最後までご覧いただきありがとうございました。
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