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知っ得!バンドマン界隈でよく聞く・見かける音楽用語18ワード

2018年04月09日

こんにちは!
楽器奏庫スタッフのヨシノです。

今日は初心者の方にぜひ読んでいただきたい”音楽あるある”のお話ですが、ギター・アンプ・ピックといった基本的な用語はだいたいわかるようになると、思いませんか?
「みんながよく言ってるシールド、キャビ、ハム・・・その言葉、なんのこと!?」
結構ありますよね。
音楽用語の中には、聞いただけでは連想できないものもあります。

初心者のうちはよくわからない用語にアタフタすることもあるはず!
ちゃんとした用語集は教則本にでも任せるとして、初心者がつまづきがちな、覚えておきたい音楽頻出用語を18ワードご紹介します。
これからバンドを組もう!という初心者の方は、押さえておくと先輩や仲間に「おっ」と思われるかもしれませんよ!

 

目次

  • 覚えておきたい頻出ワード:「ア」行・・・アクティブ/アルペジオ/インスト/オルタネイト
  • 覚えておきたい頻出ワード:「カ」行・・・キャビ
  • 覚えておきたい頻出ワード:「サ」行・・・シールド/シングルコイル/セーハ
  • 覚えておきたい頻出ワード:「タ」行・・・TAB譜/テンション/トーン
  • 覚えておきたい頻出ワード:「ハ」行・・・パッシブ/ハム/歪み/ビビり
  • 覚えておきたい頻出ワード:「ラ」行・・・リード/リズム/リフ
  • まとめ

 

覚えておきたい頻出ワード:「ア」行

アクティブ

ベース本体を買う時に店員さんの口から出てきませんでしたか?
ギター・ベース界隈では、ピックアップのことを差します。
楽器の音が回路を通って出力されるので、一気にハリとコシのある音になります。
逆に、この回路が電池をつかって駆動しているので、電池が消耗すると一気にヘナヘナになってしまいます。

ちなみに反対用語はハ行で触れている「パッシブ」。
一般的なジャズベースなどはこのピックアップで、ハリとコシを求める場合は別途エフェクターやアンプで設定します。

 

アルペジオ

コードをいっぺんに鳴らさずに、一音ずつ鳴らす奏法。
バラード曲では大概使っていますね。
オシャレに聴こえます。

 

インスト

インストゥルメンタルの略で、歌声が無く、楽器のみの曲やジャンルを指します。

 

オルタネイト

ピックを持って弾く際に、アップ・ダウンを交互に行ってピッキングする奏法。
ダウンは親指で弦を押すように振り下ろすので比較的簡単ですが、アップは人差し指で弦を押し上げるように持ち上げるので、初心者のみならず苦手な人は多いかも。

 

覚えておきたい頻出ワード:「カ」行

キャビ(キャビネット)

スタジオ等でアンプを見ると、大小のスピーカーが分かれたものが積み重なってませんでしょうか?
こういうアンプの場合、上にあるものは「ヘッド」と呼ばれ、音色や音量をコントロールする部分、下のスピーカーは「スタック」と呼ばれ、音を出す部分です。
ギターだとMarshallや、ベースだとAMPEGなどが代表的なアンプです。

自分で所有したい!という人も多いのですが、「スタック」部分は馬鹿デカいため、自宅に置けないから「ヘッド」部分のみ所有するという人のほうが多数派かも。

ちなみに、初心者セットなどで自宅用として使うアンプは、スピーカーとコントロールが一体(セット)になっています。
このタイプのものは「コンボ」と読んでいます。

スタジオによくある「JC-120」や「fender twin reverb」などは、「スピーカーとコントロールが一体になったコンボタイプ」の代表的なアンプです。

 

覚えておきたい頻出ワード:「サ」行

シールド

ギターとアンプを繋ぐケーブルのこと。
シールドと言った方がカッコいいです!
ギターやベース用のケーブルは、外側を剥ぐと網状に金属の線が編んであります。
これがノイズを防ぐ「シールド」であることから、この名前で呼ばれています。

 

シングルコイル

ストラトキャスターに付いていることが多いピックアップ。
磁石の周りに巻きつけられた単一のコイルから出来ています。
「歯切れよく」「明るく」「透明感のある」音が特徴です。

 

セーハ

指を伸ばして同フレットの違う弦をいっぺんに押さえるフォーム。
初心者の壁と呼ばれる「Fのコードの形」や「Bのコードの形」は1弦から6弦まで全部押さえてますが、アレのことです。
別名、「バレーコード」「バレー」とも言われていますが、差しているモノは一緒です。

 

覚えておきたい頻出ワード:「タ」行

TAB譜(タブ譜)

五線譜のかわりに弦の数だけ線が書いてあり、そこに数字を入れることで弦とフレットを表現した楽譜のこと。
対応した弦の上に、対応したフレット番号が書いてある、という仕組みなので、音符がわからなくても読めるようになっており、音楽の授業で五線譜のドレミにうんうん唸った人でも読めてしまう、魔法のような楽譜です。
(個人的には音符が読めた方が今後のためには良いと思いますので、併せて勉強してみるのも手です。)

 

テンション

弦にかかる張力のこと。
弦の太さや硬さを変える、弦が張ってある距離の違うギター・ベースを使う、チューニングを下げる、などによって弦の張力が変わります。
このことを、「テンションが強い」とか「テンションが弱い」と言っています。
テンションが強いと、弦を指で押し上げる「チョーキング」といった奏法を行う時ものすごい負担がかかりますが、弦にハリが出て一音一音の粒が立った音になります。
逆にテンションが弱いと、テクニカルな速弾きプレイがしやすくなりますが、チューニングを下げすぎたりすると弦のハリがなくなって音がこもってボソボソした音になります。

 

トーン

曖昧に覚えがちですが、トーンとは音の明瞭さ・こもり具合のこと。
ギターやベースの「TONE」と書かれたつまみをいじってみてください。
トーンを下げると高音が削れるので、モコっとした音になり、上げると音がハッキリすると思います。

 

覚えておきたい頻出ワード:「ハ」行

パッシブ

楽器の音をそのまま出力するタイプで、ピッキングのニュアンスをダイレクトに感じることができます。
プリアンプ的な使い方は出来ず、ノイズに弱いという欠点があります。

反対用語は:ア行で触れた「アクティブ」です。

 

ハム(ハムバッカー)

レス・ポールなどのギターに搭載されているピックアップ。
四角い金属板に覆われたものやシングルコイルが2つ並んで付いているものが該当します。
シングルコイルを二つ並べたことにより、「音が太く」「暖かい」「パワフル」なサウンドとなっています。

 

歪み(ひずみ)

一番最初にエフェクターを買う際に、大概の人はこの機能のあるエフェクターを買う!それくらいギターにとって重要な音色です。

オーバードライブ、ディストーション、ファズと3つのジャンルに分けられ、超おおざっぱに書くと、スピーカーで増幅し過ぎて割れているな~という雰囲気を出したものが「オーバードライブ」、オーバードライブより激しい歪みを出すものが「ディストーション」、アンプで歪んだものにさらに歪みを足して潰れたような効果を狙ったものが「ファズ」となります。

ちなみに、漢字で書くと「歪み」は「ゆがみ」とも読めますが、バンドマン界隈で「ゆがみ」と言うと「コイツ全然わかってねーなプフー」となるのでご注意ください、汗。

 

ビビり

弦がフレットに接触してビンビン鳴ってしまう状況。
たいていは弦高が低すぎるかネックが反っているかが原因です。
買った楽器屋さんで直してもらいましょう。

 

覚えておきたい頻出ワード:「ラ」行

リード(リードギター)

メインのフレーズを担当するギターのこと。
ステージ上手(かみて・観客から見て右側)に立つことが多いです。
ソロやリフ、美味しいメロディラインなどを弾くことが多いため、ギターキッズの憧れは大概このパートでは無いでしょうか?

 

リズム(リズムギター)

コードなど、フレーズを支えるパートを担当すること。
ボーカルが兼務しているのは大概このパートで、独立してこのパートがいる場合、ステージ下手(しもて・観客から見て左側)に立つことが多いです。

メタル系のバンドでは交互にソロを弾いたり、リードギターと同じメロディを弾く(ユニゾン)こともあります。
逆に、むしろいないこともあり、パンクバンドやスリーピースバンドだとギター1本勝負していることも。

反対用語は「ツインリード」。
リードが二人のバンドや曲の編成のことを言います。

 

リフ

「定番の短いフレーズ」のことを指します。
例えば、ディープ・パープルの名曲「スモーク・オン・ザ・ウォーター」のイントロを思い浮かべると、覚えやすい短いフレーズ「ジャッジャッジャ~ッ、ジャッジャッジャジャ~ッ、ジャッジャッジャ~ッ、ジャッジャ~ッ」を繰り返していますよね、アレです!
ゴジラのテーマ曲、ニルヴァーナの代表曲「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」、ザ・ローリング・ストーンズの「サティスファクション」など、いくらでも例が挙げられますね。

 

まとめ

いかがでしょうか。
これらの用語はプレイヤーの人なら知っている方がほとんどだとは思います。
しかし、ちらっと聞いただけではわかりにくいものが多いですし、意外と間違って覚えてた!なんて人もいるかもしれません。
この機会にゼヒ覚えて、他の初心者と差を付けちゃいましょう!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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