おさえるべきポイントをおさえたオーバードライブ「T-Rex DGTM」
2020年07月05日
JR立川駅から徒歩5分の駅近楽器店「楽器奏庫」です。ただいま、買取強化キャンペーン実施中!
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こんにちは!楽器奏庫スタッフのトミタカです。
個人的なチョイスでちょいっと珍しいエフェクターをご紹介してまいります。
というのも当店にある中古品をご覧になられた方々から、見たことない・聞いたことないという声が多く、イイ音するのになんで?もっと評価されていいハズ・・という使命感のようなものにかられた次第です。
当店のことをよく知るお客様方からは「こういうことに使いたいんだけど良いのある?」「おもしろい歪みないかな?」など、本日のシェフのオススメ的なハードルの高いご要望もよくいただいていますので、当店に来店された感覚でお楽しみくださると幸いです。
T-REX(ティー・レックス)のオーバードライブ・ペダル「T-rex DGTM」
T-Rex DGTM
T-Rex(ティー・レックス)にちょっと触れてみますと、欧州デンマークで1996年に創業したエフェクターブランドです。
使用アーティストにはDavid Gilmour(デヴィット・ギルモア)・Doyle Dykes(ドイル・ダイクス)・Greg Howe(グレッグ・ハウ)・John Mayer(ジョン・メイヤー)・Mike Stern(マイク・スターン)などそうそうたる名前が列挙されており、ハイクオリティなペダルとして2000年以降に日本へ上陸。数々のモデルが人気を博し、特にオーバードライブをはじめとした歪みやディレイ・エコーなどは現在も高い評価を得ているメーカーです。
今回ご紹介する、この「DGTM(Diabolic Gristle Tone Manipulator)」もそのT-Rexのオーバードライブのひとつ。
しかし、実はこのオーバードライブペダル。ラインナップのなかでも少々特殊な位置づけになります。
というのも、動画やクリニック、デモンストレーターなどで各地に引っ張りだこなプロギタリスト “Greg Koch(グレッグ・コッホ/グレッグ・コック)” とアメリカのエフェクターブランド“T. JAUERNIG ELECTRONICS(ティム・ヤニック・エレクトロニクス)” が協力して作られたモデルになります。
ん?ギタリストは分かるけど、T-Rexのエフェクターなのによそのメーカー?と思われたり、そもそもティム・ヤニックのエフェクターペダルもちょっと聞いたことがないという方もいらっしゃるかもしれません。
T-REXではティム・ヤニックのデザインによってファクトリー・メイドされたコラボモデルを「The Gristle Line」と呼び、別格扱いにされています。
“ティム・ヤニック”はアンプブランドで有名なPeavey(ピーヴィー)のカスタムショップにかつて在籍しており、自身のブランド立ち上げ後は“Wampler(ワンプラー)”・“Rockette Pedals(ロケット・ペダル)“などハンドメイドペダルの開発にも協力。グレッグ同様、数多のブランドから引っ張りだこであまりに多忙なため、自身のブランドアイテムがなかなか作れずにいたほどです。Erick Johnson(エリック・ジョンソン)・Gary Moore(ゲイリー・ムーア)・ Roscoe Beck(ロスコー・ベック)など音に強いコダワリを持つミュージシャンに支持されるのもうなづける、実用性の高いペダルを作り出しています。
海外では高い評価を得ているブランドですが、日本にはそのラインナップの一部しか輸入されていません。そういった意味でも知る人ぞ知るエフェクターです。
さて、話を本題に戻しますが
「T-Rex DGTM」は音抜けがよく歪みのレンジも広い、単純なコントロールで音色の変化がつけやすいのが特徴です。
俗にいうチューブライクという、音圧やピッキングニュアンスへの食いつきなどがチューブアンプのように感じられる系統のペダルですね。派手さや華美な装いではなく、堅実におさえるべきポイントをおさえた職人肌なタイプですね。好印象!
コントロールはGristle(ゲイン)・Tone(トーン)・Gravy(ヴォリューム)、ミニスイッチがモード切替になります。ミニスイッチを右側にした状態がノーマルでレンジが広く、左にするとコンプ感が加わりますので粘り気のある歪みが好きな方はコチラがオススメ。
Gristle(ゲイン)は1時方向を回ったあたりから歪みが増します。トランジスタアンプのソリッドなニュアンスをうまくぼかしてくれるので、ゲインブースターやプリアンプ的な要素もあります。
ノーマルモードで歪みはじめる1時方向あたりにセッティングした動画をチラッとお見せしちゃいましょう。ヘッドフォン推奨です。
試奏に使用したアンプはローランドJC-120、ギターは日本製フェンダーの70sストラトキャスター。
リアポジションでラフに弾いてますが、芯を残したまま歪みのニュアンスが活きているのでロックやブルースにはマッチしやすいです。調整幅が広いので、チューブアンプのドライブ感にパンチを加えたり、あえて歪みはグッとおさえてボリュームは上げギターのボリュームでメリハリをコントロールするなど、シングルコイルやハムバッカーの特性を活用しやすいのが魅力的ですね。個人的にはP-90とかミニハムバッカーもよく合いそうな印象を受けました。
いかがでしたか?あえて人とはちょっと違う機材を使ってるってイイですよね。しかも、使いやすいならなお良し!ご自身の愛器でお試しいただくとよりその違いは顕著に伝わると思います。オススメです。
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