タイ発のエフェクターブランド「Pedal Tank」
2020年03月29日
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試奏や買取もお受けしておりますので、会社や部活帰りにも立ち寄れますよ!
こんにちは!楽器奏庫スタッフのトミタカです。
本日はちょっと珍しいタイのエフェクター「Pedal Tank(ペダル・タンク)」のご紹介です。
「Pedal Tank」は、タイのバンコクで作られているハンドメイドブランドです。
自身もプレイヤーであり、電子工学を学んだ代表のSongpol Teeramanud氏が自身の経験と知識をフルに用いて2008年にブランドを設立。以降は多種多様なラインナップを生み出し、世界中で販売されています。当店でも現在その内の3モデルを在庫しておりますので、ご紹介していきます。
「Pedal Tank BONE BREAKER」オーバードライブ/ファズ
「ボーン・ブレイカー」のコントロールは、Level・Drive・Bass・Treble の4つ。基本的には粒立ちが粗めのクラシックなオーバードライブという印象ですが、Drive の加減によってファズの要素が加わっていきます。Bass・Trable コントロールの効きがよく、Drive を0に近い状態にしても音にハリを残すことができますので、Bass・Treble を使って特定の音域を押し上げるクリーンブースターとして使っても有効です。
また、DriveとBassを上げてビッグマフのような太く荒々しいサウンド、逆にDriveとTrebleを上げるとRATのような尖ったディストーションといったように好みに合わせた音作りができます。
ギターのボリュームコントロールにもよく反応しますが、いずれのセッティングでもとても音抜けがよいのでトーンベンダーやファズフェイスなどの純然たるファズサウンドというよりは、CAE Fready Fuzz や Black Cat OD-1 のようなオーバードライブとファズの境界にいるタイプです。
単体としても使用してもよいのですが個人的には、メインになるオーバードライブの後につなげて音を飽和させたチューブのようなニュアンスを加えたり、あるいはオーバードライブやブースターの前につなげて音の押し出しとピッキングニュアンスを強調させるようにセッティングさせると音作りの幅がグンと広がります。
「Pedal Tank BBlue Overdrive Pro」オーバードライブ
お次はオーバードライブペダル「ビーブルー・オーバードライブ・プロ」。
コントロールはMix・Drive・Level・Tone の4つです。オールド系のオーバードライブといった感があり、ものすごく歪むタイプではありません。どちらかといえばチューブスクリーマー系です。
そして、このペダルの特徴となるのが Mix コントロール。クリーンな音と歪みをブレンドすることができるので音の芯を残したままゲインアップが可能になります。Mix は12時位置にクリックがあり、増減によって用途を使い分けられます。たとえば12時から右に回せば歪みの成分が多くなり強く歪んでいきますし、左に回せば歪みの成分がなくなる代わりにクリーン音をわずかに増幅したブースター的な使い方もできます。
なお、チューブスクリーマー系とは申しましたが最も近いのは「VooDooLab Sparkle Drive」です。
スパークルドライブはチューブスクリーマーの回路に基づいていますが、「Pedal Tanl BBlue Overdrive Pro」は中音域にクセがないので全体的にクリアに聞こえます。その面では組み合わせるアンプやエフェクターが限定されにくいので扱いやすく感じられると思います。
「Pedal Tank PreAmps Booster2」プリアンプ/ブースター
3つめの「プリアンプ・ブースター2」は、楽器から出力されるシグナルブースター。
たとえばストラトやテレキャスなどシングルコイルピックアップのギターとレスポールなどのハムバッカーピックアップのギターの持ち替え時に生じる音量差に対して音色を変えずに調整したり、長いケーブルや複数のエフェクターをつなげた際に劣化した信号を持ち上げるなど、原音に極力変化を与えず音量を増幅します。その特性上、エレキギター専用というわけではありませんのでアコギやベースにも使えますよ。
コントロールはLevel・Gain・Shape・Toneの4つ。基本的に特定のアンプのサウンドキャラクターをモチーフにしたプリアンプとは異なりますので音色にクセがありません。また、最大35dBもブーストできるので他の歪みなどのエフェクターやアンプの音を補助するのには最適といえます。
Shape・Tone コントロールは音全体の輪郭を広げたり削っていくShape、音抜けや聴こえる帯域の調整をTone が担っている印象を受けますので音色を最終的に微調整するのに適しています。
基本的に単体で使うよりも他の機材と組み合わせてこそ真価を発揮するペダルです。
いかがでしたか?楽器屋さんに行けばどこにでも置いてるブランドではないので、少々マニアックなお話になったかもしれませんが・・。人とは違う機材を使いたい、今のペダルだけだとなんだか物足りない、なんてお悩みの方にはぜひともお試しいただきたいですね、ペダルタンク!!
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